《認可を得るための諸条件について【物件編】》

園児本日は「認可を得るための諸条件について【物件編】」について述べたいと思います。

各地域、自治体によって条件は変わってくるのですが、東京都の文京区を例にあげてみましょう。

保育所の開設について(2018年文京区HPより)

  •  保育室は児童が安全に避難できるよう、原則3階までとします。(4階以上は不可。)
  •  非常口が、児童の避難上有効な位置に2か所2方向設置されていること。(詳しくは、区担当者へ確認してください。) 
  •  (既存物件の場合)新耐震基準で建築された建物であること。
  •  (既存物件の場合)建物建築時の建築確認申請書、確認済証、検査済証(台帳記載事項証明書でも可。)があるかどうか確認すること。

以上のような条件が文京区では設定されていますが、他にも自治体によっては、

  • 0~5歳を預かる保育園(認可保育園):敷地面積350㎡程度(板橋区)
  • 0~2歳を預かる保育園(小規模保育園):建物延床面積100㎡以上(板橋区)

等の条件が加えられることもあります。

物件選びは保育所開設においてとても重要なポイントとなります。認可保育の諸条件をクリアし、かつ保育の需要を見込める場所を選ぶためには、入念に調査を重ねる必要があります。

投稿者: 保育専門の不動産屋さん

宅地建物取引士

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